先日のブログでご報告した、宮城県石巻市大川地区で
苔玉のワークショップをしてきました。
苔玉のワークショップをしてきました。
サポサポprojectとしては、定期的に都内で開催している
チャリティー展以外の活動は通常行っていませんが、
今回はサポサポ6の支援先、大川きぼうプロジェクトさんとのご縁で
個人的に、サポサポ参加作家の影山学さんと、西村理恵子さんに
先生をお願いして実現しました。
会場は前回も伺った三反走仮設団地集会所。
予想を上回る、約20人ほどの方がご参加くださいました。
なかなか男性の方が楽しめる企画が無いので
盆栽のように楽しめる苔玉はいいのではないかということ
だったのですが、男性も2名!ご参加くださいました。
お一人の方は、用意したナンテンの木を見て、
流されてしまったご自宅の庭にナンテンがあったので
嬉しいと喜んでくださいました。
用意した植物達。 |
もう一人の方も帰り際に「楽しかったよ」とお声をかけてくださり
とても嬉しかったです。
苔玉を乗せるお皿は西村さんの手作り。 |
皆さん真剣に説明を聞いてます。 |
影山さん、実演中。 |
遅れて参加くださった方につきっきりで教える西村さん。 |
参加者の方の作品 |
皆さん初めての苔玉作りで、なかなか滑らかになるまで混ざらない土や、
バラける苔に苦戦しつつも、夢中で作業されていました。
バラける苔に苦戦しつつも、夢中で作業されていました。
完成した苔玉を嬉しそうに持ち帰る姿を見て、
ワークショップをやって良かったなぁ、と実感しました。
ワークショップをやって良かったなぁ、と実感しました。
ワークショップが終わってからは、
3月にサポサポメンバーで清掃のお手伝いをした尾崎地区の高台へ行きました。
3月にサポサポメンバーで清掃のお手伝いをした尾崎地区の高台へ行きました。
3月にも参加した西村さんは、実に8ヶ月ぶりに同じ地へ
来たわけですが、途中の長面地区の様子も合わせて
かなり変化した様子に
来たわけですが、途中の長面地区の様子も合わせて
かなり変化した様子に
「前は、大川小の脇から、両側が水浸しの中、
橋のような真新しい〝道〟を通って奥の方まで行ったのですが
半壊だった家々がすっかりなくなっていて、
山積みだった瓦礫の山がほとんど減っていた光景に、
月日の流れを感じました。
橋のような真新しい〝道〟を通って奥の方まで行ったのですが
半壊だった家々がすっかりなくなっていて、
山積みだった瓦礫の山がほとんど減っていた光景に、
月日の流れを感じました。
半面、高台からの景色は時間が止まったままのように見えて、
本当の復興ってこれからなんだなと思いました。」
とおっしゃっていました。
大川では今後も可能な限りワークショップを開催出来たらいいと思っています。