2012/03/29

陸前高田に行ってきました。

先週の24日、25日、ふんばろう東日本支援プロジェクトの
「手に職・布ぞうりプロジェクト」の陸前高田でのワークショップに
同行してきました。

このプロジェクトは、被災地での雇用創出と自立を支援するとりくみで
被災地のお母さん達に布ぞうりを作るスキルを身につけていただいて、
出来上がった作品を販売することで、収入を得てもらおうという活動です。
前回のサポサポ4で支援させていただきました。
http://wallpaper.fumbaro.org/zouri


















今回1泊2日の日程で、
中級者向けのスキルアップ講座、初心者向け講座、布ぞうりストラップ講座
の3つのワークショップに参加、お手伝いさせていただきました。

 
  参加者の皆さんに配られるキット。これで布ぞうり一足ができます。

これが…

  ↓






















こうなります。



  こういった、小さいストラップも作れるように講習があります。
それ用のキットもあります。

 












こんなかわいらしいパッケージに入れられて商品になります!



皆さんとても熱心に講習会を受けていらっしゃいました。
中級者講習は午後1時からだったのにも関わらず、
朝9時には会場に集まって、お互い教えあいながら自主練習をされていました。
その熱心さに驚くと共に、またその様子がとても楽しそうでもありました。

 講習会が始まると、皆さん真剣なまなざしで先生のお話を聞きながら
作業されていました。
 

 先生の実演を見る目も真剣です。


 実際に、先日の東京でのイベント時に作品を出品されて
売上金を受け取られた方がいらっしゃいました。はじけるような笑顔が印象的でした。



東京からの先生にお会いできるのはこの時だけしかないと
講習会が終わっても、先生を囲んで
熱心に質問や自分の作品へアドバイスを受けていらっしゃいました。

















初心者講座に参加された皆さんの作品を並べて。



震災でご家族を亡くされた方が、制作している時間そのものが楽しいと
おっしゃっていると聞きました。

また、自分の自由になるお金を得られるようになって、
お孫さんに物を買ってあげたりできるようになったのが嬉しいという
お年寄りがいらっしゃるというお話も現地スタッフから聞きました。


現地で実際に、その集中力、探究心、向上心を目の当りにし
金銭的な事だけではなく、新たな生きがいや目標になっているとしたら
本当に素晴らしいことだなと思いました。


今回、1泊2日の短い間でしたが、現地でお手伝いさせていただいたことで、
支援金が形を変えて、実際に人の笑顔に変わるのを見ることが出来ました。


東京だとつい一言で「被災地支援」と抽象的なくくりにしてしまいますが、
サポサポ会場の代官山と陸前高田の両方で、
関わる人達の顔を見ることが出来て、
自分と同じようなもう一つの人生との助け合いだなと実感しました。


次回サポサポ5は、5月3日~6日の4日間です。
皆様、今後ともよろしくお願いします!


※今回の訪問にはサポサポの支援金は一切使用しておりません。







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