2014年1月半ば、行ってきました第9回イクサポ。
今回は「アイシングクッキー」のワークショップです。
私はやや緊張気味に初参加させていただきましたが、「大川きぼうプロジェクト」の大槻さんはじめメンバーの方々、現地のみなさま、またイクサポ先輩陣のおかげで、とても感慨深い体験ができました。
急いでいた為、コンビニでお昼を買って車の中で食べ、入釜谷生活センター着。 |
さあ1日目ワークショップの準備です。
恭子先生ご指導の下、連携プレーで着々とアイシングの素を作成中。 |
はじめに下準備です。時間が掛かることを心配していたのですが、基本色の白を量産してから着色していくことで大きく時短できました。これも事前レクチャーで学んだ賜物。
トリプティック by イクサポ男性陣。 |
目下奮闘中~
ワークショップ一日目スタートしました。 |
まずは恭子先生のマーブリング技法のレクチャーから始めることに。
みなさん、思い思いの色を使い、自由に絵を描いていらっしゃいました。
いちばんのお気に入りを持って記念撮影~♪ |
返すがえすも不朽の名作!?『エビフライ定食』を撮影し損なったことが悔やまれます。
そして念願のお茶っこタイム。 |
お姐さん方お手製のスイーツやお漬物にほっぺた落っこちます。 |
冬はどうしても外出の機会が減るのだとか。
ここで「かばね病み」という土地の言葉を教えて頂きました。
怠け者というような意味で、そういう人は美味しいお漬物ができないのだそうですよ。
しかしながら、この土地の方々の喋りの速さといったら。
微塵も聴き取れない我々に、ご親切に翻訳して下さる一幕も。感謝! 夕食後は、絵になる雪の温泉へ。 |
さらにその後、板橋区議会委員・中妻さんによる太極拳講座に参入。 |
兄弟子(常連の先輩小学生)の動きに合わせ、イクサポ陣も必至に付いていくの図。
翌日の筋肉痛に怯えつつも、サポートのカタチも様々あるのだと感じた夜でした。
2日目も快晴です。 |
参加者のみなさまとストーブを囲み談話する「大川きぼうプロジェクト」の大槻さん。 |
大槻さんは大川のご出身。こうした土地と繋がりある方の橋渡しがあってこそ、私たちもより地元の方々に受け入れて頂けるのです。
2日目はキャラ制作に励む方が多かったです。
一見ちびまる子ちゃんに出てきそうな右下は、参加者の方のお父さまだそうです。
そうそうこの日、部屋の一方では、(イケメン)マッサージさんが施術中でしたね。 |
ワークショップ終了後、大槻さんの案内で大川小学校へ。 |
大槻さんにとっては故郷であり、思い出のたくさんつまった場所。
お心を察するに余ります。
実際に訪れると、空も水も緑も濃くて、大変美しい場所であることが分かります。
少しでも多くの魂が安らげますように。 移動中。 |
その後、大槻さんらと分かれ、雄勝の復興食堂へ。
終始、懐メロの流れる車中。
ドライバー柳橋氏のiTunes mixは、偶然にもシーンごとにjustな選曲がなされるゆえ、AI機能搭載との声も。
噂の海鮮丼。たいへん美味しゅうございました。 |
女川へ。 |
サポサポprojectの以前の支援先のある女川へ。
地中に埋まっていたはずの基礎部分から横倒しになった建物に言葉を失います。
ここは津波が押し寄せ、渦を巻いたため様々な方角に向かって倒れたのだと、サポサポ・亀井代表から説明がありました。
サポサポ7の支援金で作られたというウッドデッキをこの目で確認しました。
これも今回のイクサポに来た目的のひとつです。
女川さいがいエフエム |
医療センターの入り口横に、「女川さいがいエフエム」のプレパブスタジオが有りました。
3.11後、町の情報伝達手段としての灯台となった場所です。
そして最後に、奥松島の「おのくん」工房を訪れ購入。そのユーモラスな姿に癒され、帰途に着きました。
一泊二日の全行程を経て、実際に自分の目で見て、足を運んだ臨場感はとてつもないものでした。
2週間近く経つ今も、今回のイクサポ9を通して出会った方々の言葉ひとつひとつが、重く心に蘇ってきます。
被災された方々の置かれた状況は様々です。以前と同じような付き合いが難しくなってしまった関係もあるそうです。
それでも、ひとりで孤立してしまうよりは、集まって状況をシェアできる場があると良いと思います。
イクサポの活動もそんな場作りの一助になっていたらいいなと思います。
(サポサポスタッフ J・M)
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