2014/05/27

石巻市・北上小学校壁画プロジェクト 第3回ミーティング

5月22日、石巻市・北上小学校壁画プロジェクトの第3回ミーティングが、都内のヘキサポメンバーアトリエにて開かれました。



メンバーによる緻密な図面を見ながら、イメージを膨らませます。

今回は、主に「デザイン・ワークショップの進め方」「交通手段について」「宿泊施設について」を話し合いました。

前回のミーティングまでのおさらいをしてから、1F~3Fまでのチームごとに分かれ、「具体的なモチーフ」「ワークショップ」「その他」を3色の付箋に書き分け、ブレストしていきます。

各自にブレスト用の付箋を3色づつ配布


ずらりと並んだアイデア付箋
チームごとにプレゼンしていきます


壁画デザインについて、「自然モチーフ中心」「未来」「浮遊」「やさしさ」「元気」「明るさ」「自主」「守ってくれる存在」「楽しさ」「ユーモア」を壁画イメージを考える上で考慮することに。

また、 1階/低学年「地中」、2階/中学年「地上」、3階/高学年「空中」と上の階に向かうほど空に向かって行くイメージ(浮遊感)を表現する。(学年が上がって巣立って行くイメージとも重なる)

統一モチーフ 樹木(広葉樹系)を地中部~地上部~空に分割して各階連続するように同じ位置、同じ表現、色で根、幹、枝のシルエットを配置するということに決まりました。

ついにデザインテーマ決定!“パチパチパチ”

チームごとの役割分担も決まり、いよいよ具体的なワークショップの進め方も考えられそうです。
「行きたくなる楽しいトイレ」に向かって、また一歩前進した夜でした。

そうそう、北上小学校のとってもすてきな校歌をリンクします。
北上小学校は震災後に三校が一緒になった学校ですが、そこから着想した3段階の輪唱が大変美しいです。
この歌からもイメージを膨らませていけたらと思います。

(サポサポスタッフ J・M)

2014/05/23

支援先が決定しました

サポサポ10の支援先の決定をいたしましたので、皆様にご報告申し上げます。

震災から3年経過し、震災直後の物資や作業の支援から、徐々に、学習支援・就労支援・いきがい、といった、被災した方々の地元での自立につながる支援へ、といった、次のフェーズに入ってきたと考え、継続して行ってきた現地ワークショップ活動の「イクサポ」に併せ、新規2箇所への支援先を決めました。

また売上金に準じて、余剰金を、今まで支援してきた今でも地元でボランティア活動を続けている支援先へ分配も致します。

詳細は会期後の会計報告でご報告致します。

皆様、是非会場にお越しいただき、支援のお気持ちを頂戴できますよう、どうぞよろしくお願いいたします。


●イトナブ
http://ishinomaki2.com/category/project2/itonav/
http://itnav.jp/
石巻の若者を対象にソフトウェア開発やウェブデザインを学ぶ拠点と機会を提供し、雇用促進、職業訓練ができる環境づくりを目指している団体です。




●石巻市・北上小学校壁画プロジェクト(通称:ヘキサポ)
http://support-support-project.blogspot.jp/2014/03/blog-post_31.html
仙台市の「こどもとあゆむネットワーク」さんからのご依頼で、石巻市立北上小学校のトイレを「行きたくなる楽しいトイレ」に変えるべくサポサポメンバー有志で「壁画プロジェクト」を立ち上げました。

●イクサポproject
http://support-support-project.blogspot.jp/p/blog-page_13.html
サポサポproject内の有志による現地活動グループ。石巻市大川地区を中心に、仮設集会所などでワークショップを通じたコミュニティ支援


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サポサポproject vol.10

【会期】
2014年6月27日(金)〜29日(日)

【会場】
ギャラリー5610

東京都港区南青山5-6-10・5610番館
Tel:03-3407-5610
Web:http://www.deska.jp/

2014/05/21

サポサポproject vol.10 キックオフミーティング

次回サポサポまで、あと40日あまり。
展示計画や支援先などについてのミーティングを行いました。






今回から、スタッフ体制がガラリと変わったこともあり、基本的な項目の確認や、
作品や経理の管理体制について、改めて話し合いました。

また、支援先も正式決定いたしましたので、改めて別エントリでご報告させていただきます。


そして、サポサポの10回目を記念して、今回、3万円以上のお買い上げの客様に、
サポサポロゴ入り「サポサポバッグ」を
プレゼントさせていただくことになりました!




今回も111名もの作家達が、素晴らしい作品を制作中です。
新規ポストカードも数十種類追加予定です。
沢山お買い物くださいね!

サポサポprojectは、東京藝術大学出身のクリエイターによる、チャリティー展です。
売り上げは、東日本大震災のボランティアの皆さんに支援金として提供します。

半年ぶりの展示に向けて、本格始動いたしました。
これから会期が近づくにつれ、再びSNSのタイムラインなどをお騒がせすることになるかと思いますが、スタッフ一同、より良い形での開催を目指して準備にまい進していきます。
皆様のお越しを心よりお待ちしています。






サポサポproject vol.10

【会期】
2014年6月27日(金)~29日(日) ※3日間

11:00~19:00(初日のみ15:00open)


【会場】
ギャラリー5610

東京都港区南青山5-6-10・5610番館
Tel:03-3407-5610
Web:http://www.deska.jp/




(サポサポスタッフ sa)

2014/05/12

第11回イクサポプロジェクト2014/04/19,20/石巻大川地区



イクサポプロジェクト4月19、20日、石巻大川地区でのワークショップの報告です。

今回は、追波浜仮設団地、三反走仮設団地の二カ所で開催しました。恒例のアクリルフェルティング。今回も好評で、みなさん楽しんで制作しました。お茶っこでは、なかなか進まない脱仮設の状況や皆さんの日常の様子をうかがうことができました。

フェルティングはすっかり人気の企画
制作はじまりましたー。追波川仮設にて


作品とともに。三反走仮設団地にて

三反走の集会所で目にしたチラシ。
いろんな場所でいろんな人がいろんな形で頑張っているんだなぁとめくっていたら。。サポサポvol.9の支援先の一つ「かーちゃんの力プロジェクト(福島)」の記事。東京、石巻、福島。その三点がスーっとつながった感覚がとても感慨深く嬉しい偶然。
活動内容を共有しあうことで勇気づけられる感覚

サポサポvol.9の支援先のひとつです




前回私が参加した12月にはなかった貼り紙。
三年が過ぎた今なお改めて。。ズンっとくるものがありました。
青字に強い想いを感じました



イクサポは、大川地区に点在する区民館や地域センター、仮設団地集会所でワークショップを行っています。土日の二日間という日程上、一回の大川入りで回れる会場は2カ所。いつも移動で他の地区を通過します。その場所その場所の皆さんの顔を思い出しながら、細かく回りきれない歯痒さと、元気かなぁ。。という気持ちで少し複雑です。
立ち寄れなかった地域を尻目に。。
新たにごっそり積まれた堤。川面はもう見えません。

また来ます


(サポサポ、イクサポスタッフ/hH)

2014/04/29

石巻市・北上小学校壁画プロジェクト 第2回ミーティング

4月26日、石巻市・北上小学校壁画プロジェクトの第2回ミーティングが、先月に引き続き開かれました。

石巻市・北上小学校壁画プロジェクトとは、以前サポサポprojectが支援をしてご縁のあった仙台市の「こどもとあゆむネットワーク」さんからのご依頼で、石巻市立北上小学校のトイレを「行きたくなる楽しいトイレ」に変えるべくサポサポメンバー有志で立ち上げた「壁画プロジェクト」です。

第1回ミーティング後に、実際現地入りするスケジュール(8月1日~3日)を決定したので、今回は主に、交通手段、宿泊施設、原画・デザインの進め方について話し合いました。


今回も、メンバーの心地よいアトリエにて。

北上小学校のトイレは1~3階まであるため、メンバーも各階ごと3チームに分かれることに。
ここは、公平にくじ引きで。

その後も、各人の積極的な発言と自主的な立候補により、着々と役割分担が決定していきます。
自分にもできそうなことは??

 そして、一番肝心な壁画イメージについて詰めていきます。
スマホやタブレットで壁画の参考イメージを確認中。

すでに、学校や仕事で壁画制作を経験しているメンバーもいるため、かなり実践的なアイデアも出てきています。

次回1か月後(5月末)の全体ミーティングに向けて、チームごとに方針を考えておくことに。
現在もフェイスブック内で、気づいたことをトピックに上げ、活発に意見を交換中です。

こどもたちに喜んでもらえるような、楽しい壁画ができあがるよう、メンバー一同試行錯誤していきますので、どうぞ楽しみにしていてくださいね。

(サポサポスタッフ J・M)

2014/04/24

サポサポproject vol.10に向けてのミーティング

昨日、サポサポproject vol.10に向けてのミーティングを行いました。

イクサポのメンバーも加わった今回の話し合いは、現地の声や、支援の形と支援先など、幅広いものとなりました。今後のスタッフの役割分担、及びサポート体制の見直しができ、次回開催に向けて良い形で動き始めています。
また、芸大アートプラザにて販売中のポストカードも、季節ごとに入れ替えていたり、パッケージにまとめていたりと、スタッフ内でも知らなかった各自のフットワークに感銘をうけました。

17名が参加しました
メモをとりながら

今回も100人を超える作家達が参加予定です。ポストカードの入校から始まり、出品作品の確認とキャプション作成、そして設営と、当日まであちこちでスタッフは動きます!
開催当日からはスタッフも出品作家も、無事に会期を終えられるよう、穏やかな楽しさと心地の良い緊張感を持ってお越し下さる皆様をお迎えする準備を進めています。


会場は昨年のクリスマスに開催した、サポサポ9と同じ南青山「ギャラリー5610」です。
お近くにいらした際には、ぜひお立ち寄りくださいませ。

ギャラリー5610の入り口
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サポサポproject vol.10

【会期】
2014年6月27日(金)〜29日(日)

【会場】
ギャラリー5610

東京都港区南青山5-6-10・5610番館
Tel:03-3407-5610
Web:http://www.deska.jp/


(サポサポスタッフ ku)

2014/04/21

第10回 2014/3/22.23 サポサポ春合宿報告 福島県二本松市安達運動場仮設住宅

去る、2014年3月22、23日に開催された、第10回目のイクサポは、
「サポサポ春合宿@福島」と題し、2回目となる合宿を開催しました。

サポサポprojectとしての展示も9回を数え、福島関係の支援先が5箇所となりました。
それを受けて、福島の支援先巡り、また、支援先でのワークショップ開催を目的としました。

そのご報告です。

1日目、朝、都内を出発し、福島県南相馬市を目指します。


まず、南相馬市・農家民宿「いちばん星」に到着。
こちらで先ずお昼ご飯をいただきました。
南相馬の名産や、福島産の野菜をふんだんに使った
豪華なお弁当!
お店の方に詳しい説明をしていただきました。

また、こちらで南相馬市に駐在し、心のケアにまつわるお仕事をされているKさんとHさんという女性と待ち合わせをしました。これから半日、福島沿岸部をご案内いただく為です。


食事の後、Kさんから、南相馬市から市民の皆さんに配られているものと同じガイガーカウンターを、車1台につき1台お貸しいただき、お手製の丁寧な行程表を見ながら説明を受けました。


数値の目安として、東京では0.08~0.1とのこと。
(これは小高区,車内での写真)


最初に向かったのは、「南相馬ソーラー・アグリパーク」です。
津波で5世帯がながされた土地を市が買い上げ、地元の子供達にソーラー発電を実感、体感できる場所、長い時間のかかる復興を支える人材を育てる目的で作られた学習施設だそうです。


ドームの中は、サラダ菜が水耕栽培されていました。
その電力を下の写真のソーラーパネルで発電しています。
手動でソーラーパネルの向きを変えて
太陽との位置関係で発電量がどれだけ変わるか、
という実験施設もありました。
係員の方の説明を聞いています。


駆け足で施設を見学し、再び出発です。
次は、サポサポの支援先「福興浜団」と「南相馬市ボランティア活動センター」を目指します。




Kさんが、スマホ3台を駆使し
各車にガイドをしてくれました。

とは言え、この日は、両団体共に泥かきや片付けのボランティアを募集している日でもありました。しかし、スケジュール的にその活動に参加できない私達は、とくに先方にもご連絡せず、車窓から拠点となっている建物と周辺状況を見るだけに留めました。

「南相馬市ボランティア活動センター」は、原発から20kmの「避難指示解除準備区域」内にあります。


避難指示解除準備区域に入るところにはパトカーが。


そこから更に先に進みます。


避難指示解除準備区域内にある小高駅前で一度車を降りました。
運行休止中につき無人です。


地震当日のまま自転車の残された自転車置き場。



更に、6号線を原発方向に南下します。
流された車がそのまま。


警戒区域内で作業される方々を何回もお見かけしました。


原発から7km地点。
野生化した牛を集めて餌を与えている場所がありました。
出荷されない牛の世話をし続ける農家さんの思い。

原発から7km地点まで行き、車をUターンさせ戻りました。
そして、南相馬市内で、お世話になった、KさんとHさんにお礼をしてお別れしました。
Kさんのガイドが、あまりにお上手だったので伺ったら、前職がバスガイドさんだったとのこと。
どうりで!


記念に集合写真。
ありがとうございました。

そして、この日のスケジュールは終了、一路、中通りの宿へ向かいました。



2日目。

朝ごはんを頂いて、宿をチェックアウト後、サポサポ9で支援させていただいた、「かーちゃんの力プロジェクト」のアンテナショップ「かーちゃん ふるさと農園 わいわい」へ向かいました。




福島駅の直ぐ近くの賑やかな場所に。
あぶくまのかーちゃん達の作ったお菓子やお漬け物、ジャムなどの加工品を
沢山お土産に買いました。
帰宅後、皆から「美味しかった!」との声が集まりました。
併設のカフェで、「いいたて雪っ娘」という飯舘ブランドのカボチャの入った
カレーを頂きました。とっても美味しかったです!

カレーを食べた後、私達の為に休日を返上して駆けつけてくださった、「かーちゃんのちからプロジェクト」代表の渡邊さんから、とても丁寧で詳しい活動報告を聞かせていただきました。


日本の基準より厳しい基準を独自で設け、風評の中あえて「飯舘」という名前を出してゆく決心。


避難しているかーちゃん達の自立を目指して継続している活動、またその困難。


様々な理不尽と戦いながらも「進む方を選んだ」というお話に、ただただ頭の下がる思いでしたが、最後に渡邊さんが力強くおっしゃった


「しかし、私は飯舘を諦めない」


という言葉に深く胸を打たれました。



人数分ご用意くださった11ページにも及ぶ資料に見入りながら説明を聞きました。
途中涙するメンバーも。


そして、次は、二本松市 安達運動場仮設に移動。

金属の「すず」を溶かしてキーホルダーを作るワークショップを開催します。

講師の塚田さん。
イクサポメンバーでもありながら、
個人的にも福島でワークショップを続けています。


まず、「すず」をお鍋で溶かします。
事前に紙で作ったレリーフの上に
流し落とします。
固まる前に、キーホルダーの紐を通す穴の為に
棒を突き刺して待ちます。
固まったら、イニシャルなどを刻印して…
金具を付けて出来上がり!上手に出来ました!

参加者は少なかったものの、家族全員分に作る!という女の子など、一人一人にじっくり寄り添える、丁寧な時間になったと思います。

こちらのワークショップは、サポサポ9で支援させていただいた、「うつくしまふくしま子ども未来応援プロジェクト」さんのご協力で実現しました。原発避難をしている子供達に、学習支援、コミュニティ支援を継続している皆さんです。

日時、会場のセッティングから、チラシ配り、現地での事前説明と、全てお世話になりました。
お陰で貴重な機会を与えていただき、心から感謝いたします。


以上で、福島での全行程を終えて、帰路につきました。






サポサポ、イクサポとしては始めての福島での合宿を終えて、参加メンバーから、表現こそ少しずつ違えど共通してよく聞かれたのが
「今回の福島でのことを、どう表現してよいかわからない。」
という反応でした。



原発事故の影響のある福島は、やはり他県とは違いました。

その現実をただ必死にそのまま受けとめようとする、しかし、それが同時に自分の立ち位置や無力さも浮き彫りにする、といった経験だったのかもしれません。





「沢山の人が、復興に向けて作業されていました。尊敬すべきは、その方々だと思いました。」

「関東に住む自分たちは自分の中の風化との戦いだなって思う、ほんと。」

メンバーからそんな言葉も出ていました。




また、合宿終了後、


1日目に南相馬を案内くださった現地で支援活動を続けるKさんからは


継続的に関心をもって下さる方々が、身近にいるというそれだけで我々も『あー、一人じゃないんだな。』と燃え尽きずにいることができます。」



2日目のワークショップをお世話いただいた、学習支援を続けるTさんからは


これからもご機会がありましたら来訪されることをお待ちしておりますので,継続して子どもたちを見守っていただけたらと願っています。」



とのメッセージもいただきました。


次回、「サポサポproject vol.10」の展示の準備も始まっています。
日時は、2014年6月
27(金)〜29(日)   場所は南青山「ギャラリー5610」の予定です。

作家、クリエイターの作品を展示・販売し、収益を東日本大震災の復興支援活動に寄付します。
そしてイクサポの現地活動は、現在も月一回のペースで行われています。



今回の合宿全てで受け取った事を、今後の活動にどう反映していくのか、時間をかけて考えて行きたいと思います。



(サポサポスタッフ sa)