2013/08/30

第5回2013/8/24.25 サポサポ合宿報告 小渕浜/仮設給分浜桜畑団地集会所 (1)

今回の第五回のイクサポの活動は、いつもと少し趣旨を変えました。

募集の枠を、現地入りするメンバーだけを集めたグループ「イクサポ」だけでなく
母体のサポサポまで広げて「夏のサポサポ合宿」としました。

行き先は、宮城県石巻市小渕浜、宿泊先は「あたご荘」さんです。



小渕浜は、2011年7月に開催した、サポサポproject vol.1の支援先です。
以来、継続的に支援活動を行われていた石原さんのグループを通して、ずっと応援させていただいてきました。

サポサポproject vol.1の会場に掲示した
支援先紹介パネル。

これまでのサポサポブログで小渕浜に触れている記事がこちらです。

「小渕浜にて」2011/8/3
http://support-support-project.blogspot.jp/2011/08/blog-post.html
 
支援状況がアップされました!」2011/9/22
http://support-support-project.blogspot.jp/2011/09/blog-post_22.html
 


また、津波で1階が全て壊れてしまった「あたご荘」を再建する「あたご荘復活プロジェクト」にも支援させていただいており、それを含めると小渕浜はサポサポ最大の支援先です。


2013年3月に支援先巡りとして訪問した時は
まだ工事中でした。


そして、5月に完成したと聞き、泊まりに行くことにしました。


関わりを持つ事になってから、ほぼ丸二年経った支援先を訪問することで、自分達のしてきた支援を振り返ったり、東京では見えないものを見たり聞いたりする現地体験をして、今後のサポサポを考える上での一要素にしたいと思いました。
また、被災地でもいろいろな産業が復活してきているので、東北で沢山飲み食い買い物をして観光支援してきましょう、という趣旨の合宿なのでした。


参加者は16名。
1日目には「ふんばろう緑でつながるプロジェクト」さんと、地元方々のご協力を得て、苔玉ワークショップを開催しました。
2日目は、サポサポ支援先めぐりをして帰ってくるなど、盛り沢山の合宿となりました。


(続く)

(サポサポスタッフ sa)

2013/08/21

第4回2013/07/13-14       イクサポワークショップ 石巻/鳥屋森・芦早

少々時間が開いてしまいましたが、7月のイクサポレポートです。
今回は前回に続き、アクリルフェルト手芸のワークショップを開催してきました。



一日目の会場、鳥屋森。

少人数だったのできめ細やかなお手伝いができました。

アクリルフェルと手芸はとても人気で、次回は是非もっと
手の込んだものをつくりたいという声が多くありました。

ワークショップを終えた会場で、反省会と今後の活動のありかたについての意見交換
夜は大川きぼうプロジェクトリーダーの計らいで子どもを対象に活動されている団体さんを訪問。
古民家を改修した素敵な施設でした。
もうひとつ、里山周りの水田で蛍を観賞する事ができました。

二日目、三反走(サンダンバシリ)仮設団地の朝。
北上川河口付近に掛かっている靄は、世界的にも珍しい気象現象とのこと。

津波を被った河口寄りの水田。未だ雑草は枯れ色でが、脱塩を進め来年には稲作を再開する予定です。


二日目の会場、芦早(アシハヤ)公民館。
先ずは恒例のお掃除!
手書のポスターで雰囲気を盛り上げていきます。
まるでお茶っこの時間のような雰囲気。会話が弾みながらの作業。
スタッフも楽しみながら一緒になっての作業

こちらでも今度は大きなものや複雑なものに挑戦したいとの声がありました。
片付けを終えても、積もる話が続きます。

帰り際、胡瓜のお漬け物を届けてくださいました。
北上川の護岸工事


被害の大きかった長面(ナガツラ)
上品(ジョウボン)山の頂きより大川地区を臨む

幾度かの大川入りで、今回は少し冷静に、客観的に現地の景色や土地勘をそしてそこに季節を感じる事ができたように思いました。最後に立った上品山頂から見晴らした大川地区の景色がとても印象に残っています。その美しさは然ることながら、そこには地図だけでは読み取れないものが沢山ありました。震災以前の営み、地形と被害の因果、そして今とこれから。現地も我々も変わりゆく流れの中で、これからもできる事を携えて足を運んでいきたいと思います。

(イクサポスタッフ/h.H)


2013/07/27

サポサポ8支援先「石巻 まちの本棚」本日OPEN!

少しご無沙汰してしまいました。
暑い日々が続いていますが、皆様お元気ですか。

今年3月に行われた「サポサポproject vol.8」の
支援先の一つ「一箱本送り隊」さんが取り組んでこられた
石巻に本によるコミュニティースペースを作るプロジェクトで
建築されてきた「石巻 まちの本棚」がこの度完成しました!

本日7月27日(土)にOPENだそうです。

河北新報にも掲載され、その記事や準備までの写真がこちらに沢山載っています!(FBページ)
http://www.facebook.com/streetbookshelf?ref=stream


今年4月「一箱本送り隊」さんへの支援金お渡しの様子。
http://support-support-project.blogspot.jp/2013/04/blog-post_30.html



このときも、プロジェクトの進行具合などを聞いたのを覚えています。


谷中の古本市に出展されている皆さんで結成されたグループです。

このときお渡しした、サポサポ8の支援金が建築費の一部になっています。

7月27日(土)、28日(日)は第2回「石巻 一箱古本市」が開催されるそうです。
きっと沢山の本好きが集まって、楽しいイベントになることと思います!

いつか支援先めぐりとして伺えたら、改めてレポートしますね。

(サポサポスタッフ sa)












2013/06/13

第3回2013/6/8,9 イクサポワークショップ報告 石巻/追波仮設・三反走仮設

これから出発です。
今回のワークショップは、アクリルフェルトによるスポンジ作り。
フェルトワークの得意な山本愛さんが、全ての準備と事前レクチャー、当日の先生を担当してくれました。

中央の山本愛先生の話しを熱心に聞く参加者のみなさま

お一人お一人の進行状況を見ながらお手伝いします

時にはお話ししながら針をチクチク

初めての内容だったので、メンバーにも少々緊張感はありましたが
参加してくれた皆さんが夢中で制作している姿に、次第に気持ちもほぐれ
雑談も交えながら、あっという間に時間が過ぎました。
見本を参考に作っていても、皆さんそれぞれ個性が出るので
バリエーション豊富なうえに、驚きのゆるキャラが完成したりして
むしろこちらが楽しませてもらったような気がします。

内容的に時間が少々タイトだったりと、今後の課題はいくつかありますが
参加者の反応も上々だったので、より工夫して
だれでも指導できる手軽なWSに進化させていければと思います。

それぞれお邪魔した仮設の集会所はとても清潔で、寄せ書きや写真なども飾ってあり
様々な交流が大切にされていることが伺えます。
参加者のおばあちゃんに「仮設に住んでいてどうですか?」と尋ねると
この仮設は、元の地域がまとまって入れているのでとても有難い事、
冬は着込めば何とかなるが、夏の暑さが耐え難い事などを話してくれました。
「エアコンはあっても水道の水がお湯になっちゃうのよ~」と。

快適だった自宅での生活を断たれ、住み慣れた土地から離れての仮設での暮らしは
2年経とうと慣れるものではないのだろうと思います。

また、大川きぼうプロジェクトの方がおっしゃっていた「2年経ってようやく皆さん悲しみが語れるようになってきた」という言葉が印象的でした。
「今年は涙がたくさん出ちゃうね」と皆さんおっしゃるんだそうです。
悲しみに向き合えるようになるのは少しずつ前に進んでいる証拠ですが、残された者にとってどれだけ長い2年だったのかと思うと思わず感情があふれそうになりました。


2日目の三反走仮設集会所の様子です

懇切丁寧にお伝えしています

2日目は午前中に大川小学校などの被災地に案内していただきました。
津波の凄まじい被害を物語るのは、凄惨な姿をさらしている校舎くらいで、がれきはすっかり撤去され何事もなかったように、一面にシロツメクサのゆれる空き地を眺めていると
そこに多くの住宅が並び、生活が息づいていたとはほとんど感じられないくらいでした。

案内をしていただいた大川きぼうPJの大槻さんのご実家があった集落は、もっとも被害の大きかった場所のひとつだそうです

大川小学校での状況は言葉になりません

地盤沈下により変わり果てた地形を見つめています

サポサポと大川の関わりの原点である尾ノ崎地区の高台です

私は初めて被災地を訪れましたが、寄り添うように連なる山々や北上川、かもめの飛び交う湾も田園風景も全てが美しい土地でした。

そんな豊かな土地で、元気に大きくなるはずだったたくさんのこどもたちのこと。
確かにそこにあった人々の暮らしのこと。いまもそこで頑張っている皆さんのこと。
一人でも多くの人間が、この地を訪れ、見聞きしたものを何かひとつでも持ち帰り
伝え続ける事が大切だと感じました。
ものづくりの楽しさを引っさげて、これからもイクサポは何度でも足を運んで欲しいと思います。

(イクサポスタッフ/A.S)

2013/05/30

第2回 2013/5/18.19 イクサポワークショップ報告 東松島・小野仮設/奥松島・月浜仮設



今回行った場所

1日目 小野駅前仮設   こけ玉WS
     希望のあかり ドームを拝見
     日和山 神社 海岸線の眺め
     元気の湯   入浴
     より荘    プチ宴会


2日目 月浜地区応急仮設 こけ玉WS
     希望のあかり   こけ玉を届ける カニ汁を味見
     たからや食堂   お昼ご飯
     閖上       周辺の眺め
     山元町      緑でつながるプロジェクトの打合せに参加?







出発です



 

1日目のWSは子供も参加できる簡単コース


希望のあかりのドーム前で



石巻・日和山からの眺め(本当に何も無い)

より荘でのプチ宴会


2日目はちょっと難しい苔はり(皆さん真剣で充実感たっぷり)



希望のあかりにてカニ汁?を味見(もっと食べたかった!)



お昼です


閖上地区 土台だけ残って辺り一面何も無い風景




山元町 こちらも海岸沿いでほとんど何もない





跡地に作られた花壇




みんなの図書館


初めて参加する私は、既に2年が過ぎた被災地は、物質的な復興は進んでいるものだと思っていました。
今回のWS以外で回った閖上や山元町、車窓から見る東松島の町並みは
がれきの山がある訳でも、腐臭が漂うと言うような訳でもなく一見こざっぱりとした町並みが並んでいます。
でもよく見ると必要以上の空き地が広がっていたり、1階部分が囲われていたり、道路のでこぼこがひどかったり
あらゆるところに傷跡は残っています。
そして夜になると大きく広がる暗闇。人がごっそりいない場所がくっきり浮かび上がってくる。
まだまだ何も終わっていないのだと改めて感じました。
2年が経っても普通の暮らしに戻れない苦しみや憤りを理解する事は難しいと思うのですが
手助けが必要なのだと、何か出来る事をしたいと改めて思いました。
イクサポのこけ玉ワークショップは手始めだと思います。
私達の出来る事・やれる事で何をしたら良いのか、ここから考えて行く必要があるのではないかと思いを巡らせた2日間でした。
そして、今回ご案内いただいた「緑でつながるプロジェクト」の井手ご夫妻に色々状況をお聞きしたり、ご案内いただいたりと
大変お世話になりました。有り難うございました。

(イクサポスタッフ/MO)

2013/05/15

サポサポ8の支援金のお渡しを完了しました。

ご報告がすっかり遅くなってしまい、大変申し訳ありません。


先日、ご報告させていただいた、工芸科2年生の支援金の贈呈式をもって
3月8日~10日まで開催した「サポサポproject vol.8」の当初から設定していた
4団体さまへの支援金のお渡しは全て完了いたしました。

一箱本送り隊 ¥300,000-
陸前たかだ八起プロジェクト ¥300,000-
広域避難者支援サロン「ハーモニー」 ¥300,000-
学習支援プロジェクト ¥101,400- 



その他、今回も皆様のご協力によって、過去最高の支援金額となったことから
以下の6団体さまにも、少しずつではありますが支援金をお渡ししました。

下記の通りご報告いたします。



● オリーブリーフス ¥200,000-


代表の那智上さんからは
「多額のご支援金で、ビックリと感謝の気持ちでいっぱいです!
(中略)
本当に、ありがとうございます。
スタッフ皆様にも、お礼をお伝え下さいませ。」
とのメッセージをいただきました。

また、ブログでもこのようにご報告いただきました。

「サポサポprojectさん☆ありがとうございます 」
http://oliveleafs.exblog.jp/20331756/


支援物資購入費や、支援活動へのガソリン代にあててくださいました。



奥松島・野蒜地区復興商店街計画 ¥200,000-


先日のGWにプレオープンの「希望のあかりまつり」が開催されました。
3月に歴代支援先めぐりとして立ち寄らせていただいた時の景色とは打って変わって
大盛況だったようです!

 






担当の市原さんからは
「開催できました。 開店にはまだまだ時間がかかりますが、今後共見守ってください。
皆様にもよろしくおつたえください。ありがとうございました。」
とのメッセージをいただいております。


あたご荘復活プロジェクト ¥200,000-


サポサポ1から応援させていただいてきた石原さんが支援を続ける、牡鹿半島の小渕浜にある民宿「あたご荘」の復活プロジェクト。こちらも3月に歴代支援先めぐりで立ち寄らせていただいた時とは全く変わって、いよいよ来月オープンとのこと!楽しみです!




リニューアルオープンを祝しての乾杯の様子です!

石原さんたちの支援活動を人づてにお聞きしながら、サポサポは始まりました。
石原さんは今月中には「あたご荘」に行き、様子を伝えていただくことになっています。


こどもとあゆむネットワーク ¥200,000-


 
3月の歴代支援先めぐりで訪問した、「女川の子育て支援センターのウッドデッキ」は、
こちらの団体さまの活動成果です。


こちらのウッドデッキです。柵がありませんね。

このウッドデッキの周囲の柵の工事がこれからだそうです。
他にも石巻市北上の小学校の図書室を作り変えるプロジェクトなど
まだまだ精力的に活動を継続されています。少しでもお力になれれば幸いです。


 



大川きぼうプロジェクト ¥100,000-


今年度から、サポサポ内で新しく発足した現地ワークショップをするグループ
「イクサポproject」の活動についての打ち合わせをさせていただいた時に
リーダーの大槻さんにお渡ししました。
お渡しポーズでの写真を撮るのを忘れてしまいました。

これからも月一回のペースで現地入りをするご予定で、
イクサポprojectもワークショップを担当させていただきます。よろしくお願いします。


宮城県山元町 ねずみの駆除 ¥100,000-


代表の梅田さんからは「たくさんのご寄付ありがとうございました!」
とのご連絡を頂きました。

また本日までのご報告として、支援金は目標額まで集まり、

ネズミ捕り購入資として4月22日に地元商店へ入金され、
5月の後半に花釜区副区長さん二名を中心に配布が始まるそうです。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

津波被災後の山元町の今を伝える!Remake Yamamoto
http://fightmiyagi.da-te.jp/e545640.html



***


これで、サポサポ8の支援金と、これまでの繰越金の全てを
震災支援活動をする各団体様にお渡ししました。

サポサポ1〜8で700万円を超える支援金をボランティアのみなさんにお渡しすることが出来ました。これも、応援していただいたみなさんのお陰です。本当にありがとうございました!!今後も支援先の状況などみなさんのご支援がどのような形に繋がったのか出来る限り報告させていただきます。
そして、次のサポサポは12月とちょっと間が空きますが、それまでに私たちは新しく立ち上げたイクサポで現地を訪問させていただきますので、そちらの情報もどんどんアップします。


震災から797日が過ぎました。でも、まだまだ復興への道半ばです。引き続きご協力のほど宜しくお願いいたします。


(亀井伸二、サポサポスタッフsa)