サポサポ project vol.19

2013/09/24

第6回2013/9/7.8 イクサポワークショップ報告 石巻/福地・追館

3.11からほぼ2年半が経つ9/7〜9/8に
イクサポに初めて参加させていただきました。

サポサポに関わることで自分が知りうる情報以外で
リアルな被災地の情報を聞く機会を得てきたわけですが、
イクサポへの登録はすれど、実際に伺うタイミングが訪れた時、
かなり緊張しました。

自分の目で見て、感じて、どんな状態になるのか
あまり自信がなかったのも事実です。





震災直後を拝見していないので2年半の月日でどのように
変化し、あったものがどう無くなったのかといった部分に関しては
大槻さんの丁寧なご説明で知ることができましたが、
本来であればもっと掘り下げて震災のお話を伺う事での
秘めたるストレスを解放するための住民方々の
精神サポートという役割は正直うまく行かなかったと思います。

それでも・・
やはり参加させて頂けてよかった。

遅々として進まない復興の裏にある事情や背景。

震災以降、集落間の橋渡しにとにかく奔走されている
大川きぼうプロジェクトリーダーの大槻さんの姿は考えさせられるものが
ありました。

生まれ育った土地だからこそ、
1人1人が持つ「その目線」にまで降りて
色々な地元話をされておられるよう映りました。

WSに参加されていた方に大槻さんの小学校時代の
先生がいらっしゃって、立派に成長された元生徒の
素晴らしい作品に(丁度開発関わられたお仕事の雑誌を
お持ちだった)とても嬉しそうなお顔されていました。





日ごろ沢山の友人知人に恵まれ、大事にして頂いてる
自分はその人間の繋がりをとても重要に思っているわけでして。

そして人間間には漏れることなく、
一人ひとりに「役割分担」があると思っています。

「お役立ち情報をみんなに教えてくれるおばちゃん」とか
「町一番の世話焼きさん」とか「朝まで店開けてくれるスナックのマスター」とか
「ミスター祭り男」とか「頼りになる力仕事はまかせとけおじさん」とか
「なんでも修理してくれるお兄さん」とか「町内一面白いじいちゃん」とか「町一番
の華」とか・・・


そういった役割分担同士の繋がりが、今、被災地では特に
必要な気がします。


若い世代で何とか繋がりを増やしていってほしい。

考えることを止めてはいけない。
これから先ずっと生きる子供たちのためにも


何かできるかなんておこがましいことは思いません。


繋がる為のお手伝いをこれからもイクサポでできればなと思いました。


ありがとうございました。
これからも宜しくお願いいたします<(_ _)>


宿泊先で一緒に雑魚寝した、
イクサポ、大川きぼうメンバーと「東京五輪決定」をものすごい複雑な思いで
観たTV画面の映像、一生忘れないと思います。






2013.09.23
(サポサポスタッフ C.K)

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